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デジモンカードシーズン1大会レポート 前編

シーズン1
10 /26 2018
おっすおっす。やさかだよ。おっすおっす。

先日某所で行われましたデジモンカードシーズン1大会に参加してきたので、今回はそのレポートを書いていこうと思います。


まずはデック選択の話から。

大会に出る以上僕が最も重要視していることは優勝する事です。多少勝ち汚いと思われても誰よりも準備して勝ちに行く様にしています。
そんなわけで、僕が選ぶデックは僕が考える最強のデックです。これからシーズン1最強のデックの話をしましょう。

これまでシーズン1で最も強いと思われていたデックは以前の記事でも紹介したペンデュラムの進化ラインをベースに「レベルⅢ」→「AとCのレベルⅣ」→「ジョグレス完全体」→「しょうりつ60orジョグレスで進化する究極体」というラインで組まれた究極体デックです。
特定のテーマに沿うのではなく、ひたすら効率を重視して組まれた標準的なこのデックを僕は【スタンダード】と呼びたいと思います。このタイプのデックはフィールド別にNsp、DS、、Nso、WG、MEの4種類が組めるため、それぞれ【Nspスタンダード】、【DSスタンダード】と言った形です。

このデックは使いやすいAレベルⅣの他にCレベルⅣを採用している事で高レベルBを狩れる他、ジョグレスを採用する事で進化に必要な枠を最低限に抑えつつ究極体まで進化できます。
シーズン1において最も重要な究極体進化とオプション枠の両立が図られているという事でシンプルながら隙が無く、おそらくこのタイプのデックが最強のデックだと思われていました。



しかし最近になって研究が進み、新しく生まれた有力なデックがペンデュラムのルートを元にウィルス究極体を使うデックです。
このデックは問答無用のチカラ技!と完全体デジモンとのジョグレスで進化する究極体によって生まれました。

チカラ技!

ウィルス種には昔からファンが多く、バトルタイプの都合で使いにくいにも関わらず多くのテイマーがデックを組んできました。

その中での評価は、「バトルタイプAに対しても意外と善戦できるし決して弱くないが、常に負けている状態でスタートする都合トータルで見ると不利がつく」と言ったものです。

その認識にメスを入れたカードが「問答無用のチカラ技!」です。これまであまり使われてこなかったこのカードは、発動条件こそ厳しいものの非常に強力な効果を持っています。

「Aを0に」の無効化。それはデジカの根幹を成すルールの否定です。タイプ相性がジャンケンならプラグインは後出しジャンケン。そしてこのカードは文字通りのチカラ技、暴力にあたります。
あなたがジャンケンをしているときに相手がいきなり殴りかかってきたらどうでしょうか?もうジャンケンどころではありません。喧嘩です。暴力には暴力でしか対抗できないのです。


何が言いたいかというと要は問答無用のチカラ技!に対してはプラグインでは対抗できないということですね。最初から分かりやすく言いましょうね。
つまりこのカードに対してはプログラム緊急停止、もしくは争いで逃げる事でしか対応できず、他にアイ禁、プロ緊、争いと止めなくてはいけないオプションが多数あるプログラム緊急停止の負荷をさらに高めることができます。よってデックに3枚しか積まれていないプロ緊ではすべてを止めることが出来ず、1対1交換の原則を突破することが出来ると考えられます。

しかし、問答無用のチカラ技!がいかに強くとも積むスペースがなければ片手落ちです。デックの枚数は有限なのです。
この問題を解消できるのが完全体デジモンとのジョグレスです。
ピエモン

スタンダードでは超進化プラグインSを使うことで究極体への進化を実現していましたが、図のような完全体デジモンとのジョグレスであればファントモンと完全体デジモン(ファントモン)で進化できるため、超進化プラグインSなしでも進化できるのです。この分でデックのスペースを確保することが出来ます!

以上がウィルスデックの理論です。理論だけでは信用できないので実際に組んで回してみましたが十分に戦える出来でした。




これらを踏まえてデック選択に移ります。
候補にあたる各デックの細かい特徴を見ていきましょう。

MEスタンダード
MEスタン

最有力候補の一つ。理由はグレイモンの強さとビッグマメモンの強さ、そして進化ルートの美しさです。
グレイモンは数あるAレベルⅣの中でも最強に近いです。A450は他のペンデュラム勢の誰よりも高い数値ですし、シーズン1全体を見てもAレベルⅣでは勝てるのはロストポイントの高いS2のレオモンぐらいです。そして何よりもC210というのが破格のスペックで、これは「Aを0に」された相手がデビルチップ1枚では捲れないことを意味します。10や20の差ですがデックの有効牌の枚数が変わってくるので非常に大きな差になります。
ここまで兼ね備えておきながらロストポイント はレベルⅣ最低水準の2-1-1-1なのもインチキですね。イラストもかっこいいですしね。
ビッグマメモンはAはそうでもないですが、BとCが強力です。B450は完全体全体で見ても上位の強さで、B完全体同士では唯一ハンギョモンに引き分ける以外は勝っています。C280はCレベルⅢと当たった場合に安心できる数値です。DSのアノマロカリモンやNspのピッコロモンではこうはいかないので…
その分ロストポイントは完全体に対して高めですが、同型には強いのであまり気にしていません。
究極体を2種類から選べるのはオシャレポイントです。この2種に進化できる美しさは確かな魅力です。

このルートの欠点はガードロモンと究極体2体がくうちゅうを持っていることです。
ガードロモンはCがやや高めですがBが320と低く、普段戦う分には高速Bが少し弱い程度ですが、特定のマッチアップ、具体的にはメタルシードラモンかプレシオモンと当たった時に何も出来ない数値です。CレベルⅣはB究極体に勝つために入っているので、十分に当たる可能性のあるメタルシードラモンに対し役割を果たせないのはマイナスポイントです。
究極体2体のくうちゅうは、いるかどうかは微妙なところですが「実はキミ、飛べないの…?」を入れてきたテイマーに対し格好の的になってしまう点で懸念材料です。特に究極体は進化してそれ以上のレベルに逃げることができないのでそこも不安です。


DSスタンダード
DSスタン

MEと比較すると全員くうちゅうを持っていない事と、メタルシードラモンのCが高くMEに対して強く出られる点が強みです。
特筆する点はそのぐらいですが、各デジモン一つ一つのステータスそれぞれが長所であり短所なので、実際に使ってみればもっと理解が深まると思います。


Nspスタンダード
Nspスタン

他に比べて全体的に攻撃力が低めです。レベルⅢのテントモンは唯一A360に到達していませんし、トータモンもグレイモン、ルカモンに負けており、またCも200未満です。ただその分ロストポイントは低いので負けを勘定に入れて運用すれば活路はあるかもしれません。この辺りはアリトさんのブログに詳しいです。
このデックの中でゲコモンだけは他と比べてもかなり強いです。B390とC200はどちらもかなりのものです。


WGスタンダード
WGスタン

MEのマイナーチェンジと言った印象です。ブイドラモンのCが210ある点も、究極体が2種類から選べる点も、どちらもくうちゅうを持っている点も。
ウッドモンのBが高い所だけは使用感が違ってくる点です。あとは全体的にロストポイントが優しくなって攻撃力も抑えめになったと見て正しいでしょう。

Nsoスタンダード
長くなってきたので割愛。ウィルスの方で語るので。


DSウィルス
DSウィルス

ウィルスデックの先駆けとなったデック。特徴はDSのみが使える「水底に引きずりこめ!」
このカードは一度に複数枚使う事で一撃必殺のコンボになる事で有名ですが、一枚でも決められれば負けながらもポイント差をつけられずに済むため十分な働きであり、さしずめ派手な「争い」として考えられます。多分。
これによりオプションの選択肢が多かったのは良いのですが、問答無用のチカラ技の枠で割と足りていた事と、水底で負けてもポイント差は抑えられるが究極体への道は閉ざされてしまうためテンポ面で損をするという事実により結局このデックは採用には至りませんでした。
デジモン面ではオクタモンとダゴモンは標準といったレベル。ただプクモンが驚きの弱さで目ん玉飛び出ますね。


Nsoウィルス
Nsoウィルス

シーズン1全デジモンの中でも最強クラスのC攻撃力を持つピエモンと特殊能力持ちのバケモン、元祖最強のレベルⅣと名高いウィザーモンをまとめて採用できるドリームチームです。
ピエモンのC攻撃力は350。これはB4メタルエテモンと同値で、これより高いのは数値上は最強のデジモンであるアポカリモンと再登場したB4ピエモンの360だけです。
B4メタルエテモンは非常に惜しいのですが進化前がエテモンになっており、ペンデュラムルートから外れているため進化ルートが修羅の道。これを使いこなす人は少ないでしょう。
B4ピエモンは強いのですが、元々極大だったロストポイントが回復ポイントが減ったおかげで更に厳しくなった事と、完全体デジモンとのジョグレスで出せなくなった事がデック構築に響くので今回は断念しました。
しかしそれ以外には負けないため、同型戦においてはこのデックが最強だと言えます。愚直に究極体を目指せば最後に絶対勝ちますから。
バケモンはシーズン1では貴重な特殊能力持ち。しかも結構強いのです。シーズン1において究極体が強いとは何度も言っている通りですが、それが簡単ではない事もまた周知の事実。大体は何ターンかかけてじっくりと究極体を育てていくのが普通です。しかしバケモンは何ターンも間のレベルで留まる事を許しません。普通に使っても強い能力だと思いますが、プレイングやタイミング次第では相手の心を折れる程のポテンシャルがあると思います。
ウィザーモンは一度使ってみたかった「最強のレベルⅣ」です。
また一つ「最強」の話をしましょう。ぼくは最強が好きなんだ。
当時の少年たちから見てTCGというよりはほぼプロフィールカードであったデジモンカードにおいて、最も高い数字であるA攻撃力はデジモンの強さそのものを表す特別な数値であったと認識しています。特別な数値故A攻撃力には世代毎の「壁」が存在しており、レベルⅢなら360、レベルⅣなら480、完全体なら510、究極体なら580がそれぞれ「壁」となるわけですが、レベルⅣのA480はS1当初からシーズン1の最後まで唯一突破された事のない「壁」であり、他のレベルは全てB4でのインフレの波に飲まれて突破されてしまっています。
そんな不動の最強であるウィザーモンですが、特筆すべきは隙のなさです。例えば同じ480属のサイクロモンはロストポイントが高く、クリサリモンはBが低いです。と言うかこいつらは纏めてバトルタイプCなのでせっかくのAも実質0。480族の面汚しよ。ところがウィザーモンはBもCもレベルⅣとして十分な値であり、ロストポイントも2-1-1-1という最低値。やりすぎだと思われたのかS2で再登場した際にはしっかり上がっていたほどです。ウィザーモンがいかにすごいのかよくわかるでしょう。

と、気づいたらめちゃめちゃ語ってしまった。いかんいかん
このデックのデメリットはピエモンやバケモンのロストポイントの高さとピコデビモンのくうちゅうです。


MEウィルス
MEウィルス

ムゲンドラモンとワルもんざえモンが使えるおしゃれセット。メカノリモンのCが魅力。
メカノリモンはマシーン型のイカしたやつとしてデジカ的にはHOSしたりしていますが、実はC250という破格の防御を備えています。これはペンデュラムルートのウィルスデックで使いたい完全体ダゴモン、ファントモン、ガーべモン、ワルもんざえモンの全てと相打ちになれる事実上の完全体レベルです。同型戦では驚くべき強さを見せるでしょう。
デメリットはワルもんざえモンとムゲンドラモンのロストポイントですが、その分の強さはあります。ピエモンには負けますが。


WGウィルス
WGウィルス

特筆する強さは無くともロストポイントの安さで売っているのがWGウィルスです。実は誰も飛んでいないあたり地に足がついていて好感度が高いです。


とまあこれで主要デックは全部です。まだソウルスカルサタ争いデックとかも草案はあったのですが時間が足りなかったので今回は見送り。
この中でMEスタンダードとNsoウィルスでかなり悩んだのですが、一人回ししててもどちらにも有利がつかず、勝ち負け勝ち負けを繰り返すばかりで体感五分五分だと思ったので好きなデジモンが使えるNsoウィルスを使う事に決めました。

こちらが実際に使用したリストです
1020使用デック


とここまででめちゃくちゃ長くなってしまったのでレポートは次回です。

お疲れ様でした。ばいば~い





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デジモンカードシーズン1の話 続き

シーズン1
10 /18 2018
皆様、ごきげんよう。八坂です。

前回に引き続きシーズン1の記事を書いていきたいと思います。
あとデジモンカード検索デックエディターが復活したのでみんな使っていこうな

今回の記事はデジモンの選択にかかわる記事なので人によっては俺はだれが何を言おうとこいつを使うんだ余計なこと言うんじゃぬえ!ってなるかもしれないのでそういう人はブラウザバックをお勧めします。そうでない方はこのままどうぞ。

















2.究極体へ

前回の記事でどのデジモンも戦えると書きましたが、一つだけ言っておきたいことがあります。

このシーズン1というゲーム、究極体が強いです。


前にも述べたように、基本的にレベルの高いデジモンはレベルの低いデジモンには負けにくいため、ポイントの増減は主に

① レベルの高いデジモンが低いデジモンに勝つ
② レベルが同じくらいのデジモンが戦ってどちらかが勝つ
③ 争いで引き分けになる

の3つです。これらの場合、大体は10~20ポイントしかポイントが減らないため、差が大きくつく事はそれほど多くないです。
まあ低レベルのデジモンが高レベルのデジモンを倒すこともゲーム中1、2回ぐらいはありますし、それが決まり手になることも多いですが。

そんな中で究極体への進化は一発で30点ものポイント差をつけられる破格のお得行動です。
終始バトル優勢でデックを回していても、究極体になった回数で負けてゲームを決められることはままあるように思います。

なので、好きなデジモンでデックを組むのが一番だと思いますが、強いデックを組みたい!と思うなら究極体に進化するデックを組むのがおススメです。素直に強いしかっこいいので。素直じゃない変わったことをしたい兄貴は頑張ってほしい。


2.1.進化ルートとデジモンの選択

究極体になるにはそれに至る進化ルート、すなわち完全体とレベルⅣとそれらに進化できるレベルⅢが必要です。例えばウォーグレイモンを使いたいと思ったらメタルグレイモンとグレイモンを採用してパートナーはアグモンにといった具合にです。
ウォーグレイモン メタルグレイモン(B3) グレイモン(S2) アグモン(S2)

これだけでも十分なのですが、ここでメタルグレイモンの進化条件を見てみると、グレイモンだけでなくゴーレモンやリボルモンからも進化できることがわかります。

ゴーレモン

ゴーレモンもまたアグモンから進化できるため、グレイモンとゴーレモンを両方デックに入れることでメタルグレイモンへ進化しやすくすることができます。
また、メタルグレイモンもこのメタルグレイモンではなく例えばBo-1のメタルグレイモンを使うとすればデビモンを採用することもできます。もちろんウォーグレイモンの進化前をビッグマメモンにしてまた別の進化ルートを採用してもいいと思います。

メタルグレイモン(B1) デビモン(B1)

こんな風に同じウォーグレイモンを使うにしても、それに至る進化ルートは様々です。アニメの正統進化を再現してもいいですし様々なデジモンを採用することでバトルタイプに幅を持たせることも可能です。
バトルタイプがばらけていると相手に応じて有利な戦い方を選択できるので強いです。こだわりがないなら試してみてはどうでしょうか。


2.2.デジモンペンデュラム

進化ルートを考えるにあたって、大きな助けになるキーワードがあります。

それがデジモンペンデュラムです。

デジモンペンデュラムは皆さん知っての通り初代携帯機のデジタルモンスターの後継機にあたる玩具で、デジモンの歴史の中では究極体が初めて登場し、ジョグレス進化が生まれ、ワクチン、データ、ウィルスと言った属性が初めて生まれた作品でもあり、今日のデジモンの基礎になる作品だと思います。

デジモンカードにおいてもその影響は大きく、3種類のバトルタイプと4つのレベルはまさにペンデュラムから生まれたものです。

そしてシーズン1当時、殆どの究極体はデジモンペンデュラム発のものであり、その進化ルートはほぼほぼペンデュラムの進化ルートそのものでした。というよりはシーズン1のカードって大体は初登場の作品の進化ルートをなぞっているんです。

つまり、究極体までの進化ルートを組もうとすると自然とペンデュラムの進化ルートをなぞることになるのです。

具体的にはフィールド別にこういうルートになります。
Nsp.jpg

DS.jpg

Nso.jpg

WG.jpg
(アルフォースはまあ置いといてください)
ME.jpg

※進化ルートの画像はげるもん(@gerukizoku)さんが作成したものをお借りしました。

これらのカードを実際に見るとよくわかりますが、同世代間の進化条件の被りっぷりに驚きます。一種類の成長期から様々な進化先があり、それぞれが合流したり分岐したりジョグレスしたりして最終的に目指す究極体に行き着く美しさはペンデュラムのルート以外ではあまりないものです。
この中の究極体を目指そうとすれば自然にその中の進化ルートを選ぶでしょう。

ただし、だからと言ってあなたがそれを選ぶ必要は全くありません。さっき紹介したグレイモン&ゴーレモン→メタルグレイモンも、グレイモン&デビモン→メタルグレイモンも、この中にはないルートですから。

ぼくが言いたいのは、あなたがこのルートを選ばなかったとしても対戦相手はこの中のルートでデックを組んでくる可能性が高いということです。だって組みやすいから。

そんなわけで、このルートを覚えておくと相手のデジモンがどう進化するのか読みやすいかもしれないです。
また、そうでなくともここにいるデジモンたちはシーズン1の環境でよく見るデジモンたちになります。興味があれば詳しく眺めてみてもいいのではないでしょうか。


参考までにペンデュラム4.0[ウィンドガーディアンズ]でデックを組んでみたのがこちらです。興味がある人はどうぞ。




というわけで以上がシーズン1について僕が知っていることでした。この記事が誰かの何かの助けになれば幸いです。

デジモンカードシーズン1の話

シーズン1
10 /02 2018
おはようございます。私立ばあちゃる学園アイドル部がほんともうめっちゃすこな八坂です。

シーズン1の事を久々に話す機会があって楽しくなっちゃったので以前書いた記事など見直していたのですが、シーズン1の環境の事をまとめている記事が無かったので今回改めて書こうと思いました。

・はじめに:シーズン1とは

というかまずはシーズン1って何でしょうか。

デジモンカードシーズン1とは、スターター1~2、ブースター1~4までの頃のカードプールを指して言います。
収録弾を言われてもピンとこない人も多いと思いますが、デジモン的にはちょうどアドベンチャーから02に変わる時期です。

なぜここでシーズン1という区切りをつけているのかというと、このタイミングでカードデザインが変わるからです。

モノクロモン

これがシーズン1で

クロスモン

これがシーズン2です。

わかりますかね?攻撃力と能力欄の他に新しく情報欄が追加され、バトルタイプの向きが相手側に変わりました。
また、情報欄の追加に伴い、ほとんどのデジモンに特殊能力が実装され、ゲームとしての戦略が大きく変わりました。遊戯王も最初期はバニラばっかりでしたが今では効果モンスターばっかりですよね。そういうやつです。


・1.シーズン1環境の考え方

さてそんな牧歌的な時代のシーズン1ですが、いわゆる今のデジモンカードとは環境の考え方が変わってきます。

こちらとかも参考になります。


一番違うのは先ほども言った通り殆どのデジモンが特殊能力を持たないというところですね。

通常デジモンカードでは使うデジモンを決め、そのデジモンの能力を生かすような形でデックを組みます。
強いデックとは強いデジモンを軸に据えたデックであり、デジモンの強さこそがデックの強さです。

ところがシーズン1では特殊能力を持つデジモンがほぼ存在しないと見なせるため、その考え方が通用しません。
「強いデジモン」が存在しないためそれを使って強いデックを組むという考え方が通用しないのです。


ならばシーズン1ではどんな対戦が行われるのでしょうか。

それは進化とオプションカードの応酬です。


・1.1.進化の意味とオプションカード

ご存知の通りデジモンカードシーズン1は進化して攻撃力で勝負するカードゲームですが、残念な事に進化した完全体や究極体よりも一枚のオプションカードが強い事が多々あります。せっかく進化した究極体が防御C一枚でコロッと落とされた経験は皆さん一度や二度ではないと思います。
せっかく進化したのに一撃で落とされた時の得も言えぬ嵌められた感は多くの初心者を打ちのめしたものでしょう。

僕も子供だった当時たっぷり打ちのめされ、「進化なんてロストポイントが増えるだけの無駄。レベル3をオプションでサポートして甘えた究極体を狩るのが定石」なんて夢のない思考でデックを組んでいました。や、定石なんて言葉は知らなかったですけど考え方はこんなです。


では進化などしないでオプションだけで戦うのが正解なのでしょうか。

ある意味では正解だと言えると思います。進化してロストポイントが増えるのは事実ですし、オプション一枚で負けてしまうのもやはり事実ですから。
ただ、オプション一枚で負けてしまうのが事実なら、それをこちらのオプション一枚で返せるのもまた事実です。防御Cで負けてしまうのならアイ禁や高速Bで対応すれば勝てます。それを相手がまた対応して、それをさらにこちらが対応して…とやっていくと、最終的にお互いが使えるオプションの数は同じなので最初に素で勝っている方が勝つのです。

ならば素で勝っているために必要なのは何かといえばやはり攻撃力。攻撃力を上げるのにどうすればいいかと言えば、そう、進化すればいいのです。

オプションで負けるならこちらも同じだけオプションを用意してやって、負けてポイントを失うのが怖ければ負けなければいい。だってこっちの方が有利なんだから!こういう風に思える/プレイできるなら究極体まで進化するデックが一番強いです。逆にそれに自信がないなら進化しない方が無難でしょう。ハイリターンですがハイリスクなのもまた事実。


1.2.レベルとバトルタイプ

攻撃力を上げるためには進化すれば良いとは先に述べた通りですが、デジモンカードではバトルの勝敗は攻撃力のみによって決まるのではありません。進化と同じくらい重要な要素がバトルタイプです。

どのくらい重要かは実際に対戦してみるとわかります。
メタルガルルモン
デビモン

見ての通り、メタルガルルモンのC攻撃力は280、デビモンのB攻撃力は390なのでデビモンが勝ちます。やべーですね。ファイル島を救うとか言ってる場合じゃないですね。

こんな感じでバトルタイプの相性はレベル差をひっくり返したりひっくり返さなかったりします。

具体的なマッチアップを細かく並べていくと、

・バトルタイプC vs バトルタイプA
レベルに関係なくバトルタイプAの勝ち。これはもうAを0にとかいうデジカ最古のバグなのでしょうがないです。

・バトルタイプA vs バトルタイプB
同レベル間ではバトルタイプBが勝ちますが、レベル差を覆せるかどうかは個体差によるところが大きいです。全体的にバトルタイプA側が下のレベルに負けないようにデジモンを選べるのでバトルタイプBはレベル差に勝てないと見た方がよさそうです。

バトルタイプB vs バトルタイプC
AvsBとはうって変わってレベル差を大きく覆せる場合が多いです。この辺りは昔ブログで書いたこともありますがC成長期はB完全体を、C成熟期はB究極体を倒しうるスペックを持っています。
と言うかC攻撃力っていうのがそもそもかなりガバガバで、ツカイモン(C180)がスカルグレイモン(C150)に勝ったりします。A、Bと違って技じゃないのでレベルよりも個体差による部分が大きく、「まもる」のが下手なデジモンは時に成長期にも劣る…みたいなフレーバーなのかもしれないですね。


1.3.オプションカードの選択

さっきも少し触れましたがシーズン1ではオプションで1対1交換を繰り返すため素で勝っている方が勝つという理論上、1対1交換ができるオプションカードが採用されます。

その筆頭が防御プラグインC。バトルタイプAのデジモンがこれを使うだけでどんな敵にも勝っている状態を作れるため、1枚で勝ち負けをひっくり返す要件を完璧に満たします。

また、防御Cに対抗するのに有効な高速プラグインBも採用されます。これは防御Cに対するメタの他、バトルタイプCのレベルⅣが使うことでどのデジモンにも勝てる状況を作ることができるので、防御Cのように使うこともできます。

これを受けて次に採用されるのがアイテム使用禁止、そしてプログラム緊急停止です。2枚ともそれぞれ対象は違いますが1対1交換を体現したようなカード。これを相手のオプションにどう当てるかがシーズン1の醍醐味です。

あと強力なのが黒い歯車です。修正値100は同タイプレベル差1つ分を返せるぐらいの数値なので、使えばだれでも倒せるほどではないにせよ使える場面は多くあります。また、2ターンの間使えるというのがこのカードの他にはない長所です。

あとはおなじみ争いはやめましょうですね。1枚で負けない事ができます。


このあたりが汎用性が高いのでよく見るオプションです。汎用性に目を瞑るか、もしくはバトル勝ち以外に目を向けるとまた違ったカードの採用も見えてきます。



とりあえず環境の基本的な考え方はこんな感じでしょうか。ここらで寝るので記事を一旦閉めようと思います。おつかれさまでした。

八坂

旧デジモンカードシーズン1、
アルティメットバトルルールには明るいです。